六郷満山開山1300年の国東半島史跡巡り   = Home =


国東半島は奈良時代、僧侶が修行をするためにやって来た場所です。

神と仏が複雑に絡み合う独特の文化が発展した国東半島。

両子山から放射状に谷々は海岸へと広がり、約28谷を六つの里に分け六郷と称し開かれた寺々を総称して六合満山と呼びます。

2018年は開山1300年の節目になることから是非訪ねて見たいと思いました。

 国宝 臼杵摩崖仏  


臼杵石仏は、凝灰岩の岸壁に刻まれた摩崖仏群です。

平安時代末期に造られたもので61体の仏像が4つのにグループに分かれて彫られています。

阿弥陀如来像が中心の摩崖仏群は、阿弥陀浄土(極楽)を表し誰もが極楽へ行けるよう祈りを込めて彫られました。


生憎ホキ石仏第二群と第一群は修復中で見ることが出来ませんでした。



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   両子寺   

国東半島のほぼ中央に聳える両子山(721m)の中腹に位置し、養老二年(718年)仁聞菩薩が開基されました。

六郷満山の中では山岳修行の根本道場に当たり総持院として全山を統括してきました。

全国森林浴の森百選の指定地でもあり、自然に恵まれ紅葉が見事に美しかった。